トップメッセージ
1997年5月、当時暮らしていたアパートを本店として登記し、エコグリーンを創業してから、2022年5月で25年の歳月が流れたことになります。奇しくも、1997年は京都で第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)が開催され、京都議定書が採択された年でもありました。世界ではじめて温暖化対策に向けた取り決めがなされた年でした。
私たちエコグリーングループは木とともに生きる会社です。森林は炭素を固定化する機能を持ち、薪は古来より燃料として利用されてきました。そして、材木や新建材は住宅建設にとって、なくてはならない存在です。私たちの使命は木材を燃料として利用するだけではなく、森林管理することで森林の再生まで行い、良質な木材を作り、カスケード利用を促進していくことにあると考えております。脱炭素が世界中で叫ばれておりますが、森林大国日本として森林の再生は避けては通れない道であり、長期的な道のりではありますが、脱炭素へ繋がる道のりであると考えております。
木質資源を使い尽くし、かつ森林を育てながら持続可能な社会の実現に向けて貢献して参ります。
企業理念の「マウンテンループを実現し人々を豊かにする」に込めた願いはエネルギーが持続可能になるだけでなく、人々が持つエネルギーも持続可能になることを意味しています。やり甲斐や生き甲斐に満ち溢れた世界を作ること、それが私たちエコグリーングループの願いです。
再生可能エネルギーに関わる全ての事業者とともに、持続可能な社会の実現に向けてこれからも取り組んで参ります。
2022年3月30日
株式会社エコグリーンホールディングス
代表取締役兼執行役員社長
石井光暢